ふと思ったのです。「イラストが劇画タッチじゃない?!!」
たとえば、写真の切手たち。
当時の社会主義国らしく、労働者を描いた切手(写真左)のバックが、
「ピカーッ!」の迫力。
右の三頭(三匹という感じではない)の犬も、
可愛さよりもマッチョ押しで、雄々しい感じです。
一番大きい切手、線画なのに切手からはみ出そうな迫力を感じます。
モデルは宇宙飛行士の最年少記録だった、グルマン・チトフ。
25歳での記録らしいのですが、このイラスト…
どう若く見積もっても40代の貫録がありますよね。
右のほうに煙をあげて発射したロケットが見えます。
紙質はあまりよろしくなくて、厚さも今の日本の切手の半分以下。
日本の切手は上質すぎてもったいないくらいですけどね。
そのため、作業は気を付けて丁寧に扱わないといけません。
小さな面積なのに、今はもうなくなってしまった国を教えてくれる切手。
一枚一枚、扱うだび様々な物語を考えてしまいます。
劇画タッチもまたよし!おもしろい。
どうやってMOOROOMに近付けていこうか…と悩むのもまたよし!