ここに一枚の絵があります。
ベラスケス作 『女官たち(ラスメニーナス)』
小学生のころ、このお姫様をよくマンガ風に描いてました。
時は流れ、1999年。
当時騒がれていたノストラダムスの予言を口実に
死ぬまでに一度は行ってみたいと思っていたスペインへ。
そこで出会ったのがこの大きな大きな絵!
明るく活気ある美術館の中で、
私達の方が王女たちに鑑賞されているような気分でした。
本物に出会えてとってもうれしかった!!!
更に時は過ぎ、昨年夏。
AMULETさんからの依頼はこのお姫様のバッグ。
再びの『 ご縁 』です。
マルガリータ王女のショルダーバッグは
コロンと正方形のバケツ型。
ドレスのスカートはハリのあるモアレ地で、
バッグのフリルを兼ねてます。
上から見たところ |
写真では正方形が分かるように、リボンをゆるく結んでます。
もちろん使用中は見えないようにギュッと結べますよ。
ゴブラン生地の花柄をそのまま立体的に毛糸刺繍しました。
こちらのゴブラン地、お気に入りなんです。
ワイルドフラワーやハーブが風にそよぐモチーフの
動きのあるデザインが王女に似合うかな、と思って。
現在は渋谷西武A館7階 くりくりシブヤ店でご覧いただけます。
王女に関しては同じ材料で、違うデザインのバッグも作成しました。
またいつかご紹介できれは。
ベラスケス『マルガリータ王女』 |
読んでくださってありがとうございました。
2 件のコメント:
すごく、優雅でかわいいです!
今にも動き出しそうです!
春のお出掛けに繰り出したくなりますね〜
サブリナさま
実際は夏のさなか、
優雅とは程遠い作成風景…。
そしてやや不細工につくるところがMOOROOM流?です。
サイコロ型なので容量も多めなのです。
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