2011年9月2日金曜日

ワシントン ナショナル・ギャラリー展へ

9月になってしまいました!
マネVer.のチラシ
8月最終日、国立新美術館で開催している、
『ワシントン ナショナル・ギャラリー』展へ行きました。
9月5日までなので、ギリギリ間に合いました~。

印象派・ポスト印象派の作品が83点、うち日本で初公開が50点!
モネVer.のチラシ

今回も、あらかじめじっくり見たい数点を決めておきました。

その中のひとつ
 ポストカードなのでやや色が違う…
フレデリック・バジール
『若い女性と牡丹』

 非常に高価な中国の牡丹と、
おそらく奴隷だろう女性との対比。

凛とした女性の瞳と
咲き誇る花々の持つ、
それぞれの美。

この題材を描くにあたり、私たちが知る、
いかにも『印象派らしい』タッチではなかったのもいいなと思いました。

当時、黒人女性がメインで描かれることはほとんどなかったはず。
センセーショナルな題材だったのではないでしょうか。

またもポストカードです
こちらはうって変わって、
プクプクした子供たちの絵。
会場でも女性の熱い支持を受けていました。

メアリー・カサット
『浜辺で遊ぶ子供たち』

生涯独身だった彼女が描いた作品。
夢中になって遊ぶ感じが好きです。
パステルカラーな海が印象派っぽい~。
子供たちを優しく包みます。

日本だったら、東映映画のオープニング、
『荒磯に波』(ドッパーン!)な海、こんな風になごめません。
(最初にそれをイメージしてしまった私に問題がありますが…)

他の要チェック作品もすべて抜かりなく見学して大満足!

おなじみマネ、モネ、ルノワール、ドガ、
ポスト印象派のゴッホ、セザンヌ、スーラなど、
有名な名画もたくさん来ていて、お得な(?)展覧会。

久し振りに大きい展覧会を見てきましたが、
次回はどこが来てくれるかなあ。楽しみ。

秋もギャラリーなど含め、いくつか行けたらいいなと思ってます。

3 件のコメント:

こたろう さんのコメント...

MOOROOMさんの解説を読み絵を見てたらすぐにでも行きたくなりました!
でも5日までね、あぁ無理かな・・(~_~;)
「若い女性と牡丹」そばで見たいです♬

ふくろう 3 さんのコメント...

秋の美術展 色々ありますね~。出来るだけ行こうと思いますがーー。暑くてもMOORさんは意欲的に行動なさって 見習います。

MOOROOM さんのコメント...

こたろうさま
このあと京都にも巡回しますよー。いかがですか?
あまりにも有名な名画が続出で、
実際に鑑賞できる自分が信じられなかったです!

ふくろう 3さま
国立新美術館は駅直結なので、
気候に左右されず、いいんですよ。
素人としては、名画を飾る芸術的な額縁も♡です。