幼い頃、家にこの絵のジグソーパズルがありました。
手のひらサイズですぐ出来上がるのですが、大好きでした。
ドガの踊り子です。
今回、AMULETさんに印象派担当を告げられ、
ひとつはMOOちゃんが好きな
バレエの絵をモチーフにしたいと思いました。
ドガの踊り子バッグです。転写プリントに毛糸を刺しています。後ろに立っている人は毛糸ではなく、糸で刺しゅうすることで
より線を強調。(脚だけ…とかなんですけどね)
反対に、手前の踊り子はほとんど刺繍していません。
当時ブルジョワから下賤の踊り子まで、
首にチョーカーを付けるのが流行ったそう。
この時代の絵を見ると、
かなりの率で首に黒いリボンを巻いているのがわかります。
バッグやレースに通した黒いリボンはそのイメージ。
左隅のレースをめくるとまたレース。
バレエの衣装も
チュールを重ねてますものね。
バッグの色味に合わせ、
レースは紅茶で淡く染めました。
この写真→にも写ってる男性(脚)
舞台監督?エトワールの恋人?
パトロン説も高いようですが…。
彼のすぐ後ろに寄り添うように立つバレリーナの恋人かも。
(心変わり中?)
もしくはそのバレリーナが、男性も含め、
エトワールの座を狙っているのかもしれません。
何も知らず、いえ、全て理解した上で、
誇らしげに舞台に立つエトワール。
…脚がちょっと太いのがご愛嬌。
幼い頃は、エトワールの可憐な姿(脚は大根)が好きでした。
大人になって、バックステージの方が気になるように。
このバッグも背景の方をたくさん刺繍したのはそのため。
くりくり no.12
二見書房 ¥714(!)
二見書房 ¥714(!)
たくさん掲載されています!
踊り子バッグの他、
MOOROOM作品も数点
掲載されていますので、
どうぞご覧になってくださいね♪~